タックル

タイラバロッドの穂先修理

友人から穂先が折れた紅牙X-XHBのタイラバロッドを頂きました。
自分も同型を所持しているのですが、それも穂先が折れてガイド1つ分短いままで使用していました。

もともとここまで硬いロッドは使用せず、別途所持している、同じ紅牙XのHBとMHB2本を使用していますので、壊れた2本を有効活用できないかなと思い、1本はチタンTIP(穂先)への改造、もう1本はカーボンTIPで15cmほど長くして曲がりに余裕を持たせてみようと思い、はじめのロッドの特性は気にせず修理する事にしました。
以前にも補修したことがあって折れずに使えているので、今回もなんとかなるでしょう。(^_^;)

大体下の写真のような位置で継いでやろうかと思います。

取り合えず、道具やら接着剤を集めてきて、作業開始。

ガイドは再利用するので全部ライターであぶって外します。
元々ソリッドTIPで継いでいる場所もあぶると段差のある下地が出てきますので、ここをカットします。ただし、カットすると中に穂先の残りがありますのでドリルで穴を開けてチタンTIPが差し込めるようにします。

チタンTIPの差す側は1.5mm、カーボンロッド側は2.7mmなのでど真ん中に1.5mmの穴を空ければ外側が0.6mmぐらい厚さが残るはずなので多少ずれても何とかなりそうです。このドリルで穴を開ける作業がとんでもなくしんどく、結局電動ミニルーターなどを使いながら慎重に削り1時間ほどかかりました。
今回あまり何も考えず安かったのでアウトレット価格で買ったチタンTIPが短く、もとの長さを確保するためにドリルで穴を開けましたが、あと5センチ程度後ろでカットすれば丸い空洞がはじめから開いているような気がしますので、もう少し長いチタンTIPを買ってそこで継いでやればこんな苦労はなかったと思います。

とにかく何とかTIPが刺さったので、メタルボンドで固定します。
それとカーボンロービングと100均で買ったエポキシ接着剤(B液が超臭いですが色々使えて便利です。)を使用して抜けないよう補強して固めてやります。

次に、ガイドの取り付けですが、今回はせっかくなのでスパイラルに変更します。ダイワも高級になればスパイラルだったりするのですが廉価版ロッドではストレートです。スパイラルにするデメリットはあまりなく、スパイラルにしておくと、先端の糸がらみ防止になって良いです。本来ならもっと根元からねじれていくのですが、いちいちやってられないので強引にTIPのみでねじります。左に竿を持つ人は、反時計回し、右持ちは時計回しが良いそうです。自分は左手に竿を持つので半時計回しです。(気になる人は色々情報があるので別途調べて下さい。)

とりあえず、仮固定をするのに細いタイラップで固定してガイド位置と角度を調整します。
位置が決まったら、メタルロック(接着剤)でタイラップ以外の部分へ塗布して仮固定します。

固まったら、タイラップを切って外します。この時余計な力をかけたり、タイラップが切れていないのに引っ張ったりすると仮固定したガイドが取れるので注意。

上から補修糸を巻いて、エポキシ接着剤でガイド全体を固定して完成です。

カーボンTIPの方も同じように補修していきます。
2本目になると慣れてきて早いです。
こちらはだいぶ根元からカットしましたので、ロッド側にはじめから空間があります。今度はTIP側を削って差し込むようにしました。
あとは全体が長くなるので、ガイドを多めに追加しています。

100gのタングステンヘッドをぶら下げての曲がり具合確認ですが、上からトップガイドが1つ折れたオリジナルの状態での曲がり具合、真ん中はチタンTIP、いちばん下はカーボンTIPを15cm延長したものです。

オリジナル(上)は固すぎてあまり曲がらない、自分的にいまいちです。

チタンTIP(中)は柔らかいのですが、継ぎ目から急激に曲がり過ぎているので微妙。

カーボン(下)の15cm延長したものが綺麗な曲線を描いて結構しなってくれます。使い勝手が良さそうに見えますが、実際は使ってみないと分かりません。

とりあえず完成したので、優秀なロッドになったのか残念なロッドになったのかは、来週にでも実釣で使い勝手を確かめてみます。

以上

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